大学病院の消化器内科を5年ののち入職
病棟にいた頃は、受け持ちが8人いて、その日にやることが分単位で決まっていました。訪問に来て最初に戸惑ったのは、次に何をするかを自分で決めないといけないことでした。
1軒目で怒られた話
入職して2か月目、ある方のお宅で「薬、飲めてますか」と聞いたら、「毎回それか」と言われました。前の担当も同じことを聞いていたんです。飲めていない理由を聞かずに、飲めたかどうかだけ確認していた。それでは何も変わらないんですよね。
次の訪問では、起きる時間と食事の時間から聞き直しました。生活のほうがずれているのに、薬の飲み方だけを正そうとしていたと気づきました。気づいたことは主治医に伝えて、そこから先は先生が判断されます。
車の中の5分
いまは訪問が終わったあと、車に乗ってすぐには出しません。5分だけ、今日見たことを思い出して記録に書きます。家を出た瞬間がいちばん覚えているので。事務所に帰ってから書くと、細かいことが抜けます。この5分のおかげで、残業がほとんどありません。
これから入る人へ
病棟からいきなり訪問は無理だと言われますが、そんなことはないです。ただ、最初の3か月は「分からないから聞く」を1日に何回もやることになります。それが恥ずかしくない場所かどうかは、見学のときに確かめたほうがいいと思います。
